SIDE CORE 意味のない徹夜、通り過ぎる夜
東京の新たなアートスペース「AOYAMA STUDIO」でアートチーム”EVERYDAY HOLIDAY SQUAD”の個展「意味のない徹夜 – 通りすぎる夜」展が開催されている。
数名のアーティスト達により構成される”EVERYDAY HOLIDAY SQUAD”は、ストリートカルチャーの視点から制作している。今回の作品は、巨大なネズミが数日間深夜徘徊するという内容で、ネズミを動かすために何人ものアーティストや友人達が代わる代わる共に夜を明かした記録が映像作品となっている。歪で巨大なネズミは、深夜徘徊する”EVERYDAY HOLIDAY SQUAD”自身の肖像で、行き場を追われるマイノリティー達の姿、オリンピックの前夜に迷走する街そのものとも言えます。無人で輝くショーウインドウ、立ったまま眠る警備員、酔っ払いに戸惑う警察、 夜閉じて見られるシャッターのグラフィティ、回収を待つゴミ袋、そのゴミをあさるネズミ、、、是非とも巨大ネズミの散歩が見つけ出す、都市の発見を目撃しに!
4月20日(土)にはアーティストトークイベントが予定されている。
TENNOZ ART FESTIVALや鉄工島フェスへの企画協力の他、YAMAHAエレクトーンシティ渋谷で開催されたART PHOTO TOKYOでの展示や、市原湖畔美術館での「そとのあそび展」の企画など、東京のオルタナティブアートシーンで活躍する彼らの知られざる活動の全貌が明らかに
東京のストリートカルチャー、SIDE CORE の活動のこれまで
日時:4月20日(土) 19:00-20:30
出演:SIDE CORE
入場:無料 予約不要
協力 株式会社ピーオーリアルエステート
主催/ 企画 金島隆弘+藤原羽田合同会社
SIDE CORE プロフィール
2012年から高須咲恵と松下徹により活動を開始。
美術史や日本の歴史を背景にストリートアートを読み解く展覧会『SIDE CORE -日本美術と「ストリートの感性」-』を発表。
その後、問題意識は歴史から現在の身体や都市に移行し、『SIDE CORE -身体/媒体/グラフィティ-』(2013年)、『SIDE CORE -公共圏の表現-』(2014年)を発表。
さらに2015年の『TOKYO WALK MAN』からは表現の場を、室内から実際のストリートへと広げる。
ゲリラ的な作品を街に点在させ、建築や壁画、グラフィティを巡る『MIDNIGHT WALK tour』は、現在まで不定期に開催している。
2017年より、西広太志がメンバーとなり、公共空間にある見えない制度に、遊びを交えた視覚化をするアプローチの手法が確立されていく。
また、数々の展覧会に参加する一方、2016 年からは東京湾岸地域のスタジオプロジェクトメンバーとして活動するなど、都市での表現のあり方を拡張し続けるアーティストたちが、流動的に参加できる場として、展覧会に留まらない活動を展開している。
SIDE CORE 意味のない徹夜、通りすぎる夜 / pointless overnight , night flows by
日時:2019年3月22日(金)-4月26日(金) 11:30 – 19:30
休館日:日・月曜日
場所:AOYAMA STUDIO Studio 164 東京都港区南青山2丁目5-17ポーラ青山ビル2 階
入場:無料
SIDECORE:sidecore.net