今年のAnjou Vélo Vintageも沢山の参加者の笑顔で溢れかえっていた。

メインライドの前日6/22にフランスのアンジェでツール・ド・フランス100周年を記念して開かれた“La Rétro 1903”では、往年の名自転車レーサー達と参加者とが共に86kmのライディングを楽しんだ。

ゴール地点であるソミュールにはAnjou Vélo Vintage村（メイン会場）が設営されている。会場では様々なイベントが行われており、イベントの目玉であるコンクール・デレガンスでは、まるで古き良きフランスにタイムスリップしたかの様。ずらりと並んだブロカント(フリーマーケット)では、歴史に名を刻んだ数々の名車や、戦前のパーツやアクセサリーまで販売されていた。

翌日のメインライドは、前日のLa Rétroとは違ったゆったりとしたライディングである。

アンジュ・ヴェロ・ヴィンテージの楽しみの一つは、数箇所用意されているチェックポイントでの一時だろう。地元の人々が振舞ってくれる美味しい料理やワインに舌鼓を打ちつつ、それぞれ自転車やファッションの話、或いは他愛のない話にも花を咲かせていた。
自然の中で皆でゆっくり食事を楽しむ、フランスならではのスタイル。皆よく話し、笑い、そして飲む。

豊かな自然と、フランスの文化や歴史、そして人と触れ合う素晴らしいイベント。
ライディング後、参加者は口を揃えてこう言った。

「また来年、Anjou Vélo Vintageで会おう！」

Anjou Vélo VintageのオフィシャルパートナーのTOKYO VINTAGE BICYCLESでは、公式グッズの販売、展示を行なっています。また、ご質問や来年の参加に向けてのご相談も承っております。

text : TOKYO VINTAGE BICYCLES , photo : waï (TOKYO VINTAGE BICYCLES)